お歳暮・お年賀ギフトの基本マナー<br>贈る時期や相場もわかりやすく紹介

一年の感謝を伝える「お歳暮」、そして新年のご挨拶としての「お年賀」。
どちらも日本ならではの美しい贈り物の文化です。

仕事でお世話になった取引先へ、遠方の親戚へ、「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」という気持ちを形にするこの季節。

一年の締めくくりや新たな年の始まりに、「お茶の時間を贈る」という心づかいは、忙しい日常の中に小さな安らぎを届ける贈り物です。

1.お歳暮とお年賀の違いとは?贈る時期・意味を整理

お歳暮とお年賀は、どちらも感謝や挨拶の気持ちを届ける贈り物ですが、時期や意味が少し異なります。

項目 お歳暮 お年賀
意味・目的 一年間の感謝を伝える年末の贈り物 新年のご挨拶として贈る品物
贈る時期 12月初旬~12月25日頃 1月1日〜7日ごろ(地域によっては松の内まで)
贈る相手 取引先・お世話になった方・親しい親戚 取引先・親戚・友人など、幅広く
目的のニュアンス 「今年もお世話になりました」 「新年もよろしくお願いします」
ポイント 贈るタイミングを守ることが大切 お歳暮を贈れなかった場合にも活用可能

2. のしマナー:内のし・外のしの違いと使い分け

お歳暮やお年賀を贈るときに気を付けたいのがのし紙です。
ちょっとした違いで、受け取る側の印象も変わるため、正しいマナーを押さえておきましょう。

内のし・外のしの違い

内のし
贈り物を包装した内側にのしをかける方法。配送で贈る場合や、控えめに気持ちを伝えたいときに使います。

外のし
贈り物の外側にのしをかける方法。手渡しで贈る場合や、贈る気持ちをしっかり伝えたいときに適しています。

お歳暮・お年賀ののしの種類

お歳暮で使用するのしは「紅白の蝶結び」
何度繰り返してもよいお祝い・感謝事に使われる、最も一般的なのしです。お年賀にも同じく紅白の蝶結びを使います。

表書きの例

お歳暮:「御歳暮」
お年賀:「御年賀」

贈る相手によるのしの使い分け

取引先:外のしで贈ることが多く、包装も丁寧に
親戚・友人:内のしでも失礼にならず、相手との距離感で使い分け

3. ギフト選びのポイントと相場感

お歳暮やお年賀を贈るときは、相手に合った品物選びと適切な金額の目安がポイントです。
以下の表で、贈る相手別のおすすめや相場感を整理してみましょう。

贈る相手 相場の目安 選ぶポイント
取引先・会社関係 5,000〜10,000円程度 ビジネスでも失礼にならない高品質なもの
親戚・親しい友人 3,000〜5,000円程度 日常で楽しめる、受け取りやすいもの
上司・恩師 5,000〜10,000円程度 品格や上品さを重視
少人数向け・プチギフト 1,500〜3,000円程度 気軽に渡せる小サイズやセット

ポイント
・贈る相手や関係性に合わせて金額と内容を選ぶ
・人気や定番の商品を押さえると安心
・贈るタイミングやのしのマナーも同時に確認すると、より丁寧な印象に

4. まとめ

お歳暮やお年賀は、ただ贈り物を渡すだけでなく、一年の感謝や新年のご挨拶という想いを届ける大切な機会です。

・贈る時期やマナーを守ることで、気持ちがより丁寧に伝わります
・のし紙や包装にも心を配ることで、受け取る方に安心感と喜びを届けられます
・人気の日本茶ギフトや相手に合わせた選び方で、さらに心のこもった贈り物に

一年を振り返り、感謝を伝え、また新しい年を迎える。
そんな節目のひとときに、日本茶ギフトは、ほっとする時間とやさしい気持ちをそっと贈ってくれます。

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